「摂食症の回復に役立ったもの」と聞くと、食事やカウンセリングを思い浮かべる方が多いかもしれません。
私の場合、それらに加えて大きな支えになったのが、美容医療やスキンケアでした。今回は、その理由をお話します。
はじめに体験した美容医療
私が初めて体験した美容医療は、30歳の頃に受けたQスイッチレーザーによるシミ取りでした。
その頃は、美容医療に詳しくなかったため、安さだけでクリニックを選んでしまい、治療を受けたところ、かえってシミが濃くなってしまいました。後から、シミではなく肝斑だったことがわかりました。
肝斑は、強い摩擦や刺激によって悪化することがあり、レーザー治療についても慎重な判断が必要とされています。
そのため、私の場合は色素沈着を起こしてしまい、治療を受ける前よりもひどい状態になってしまったのです。
その後、何とか治したいと必死に調べ、専門医の診察を受けたところ、同じクリニックで、私と同じような経過になった患者さんが何人もいると話してくださいました。
その後は、医師の指示のもと内服治療を続け、できるだけ肌に刺激を与えないように過ごしました。時間はかかりましたが、少しずつ肌の状態は落ち着いていきました。
「肌が綺麗になるとこんなにも気持ちが上がるんだ」と実感してから、私は美容医療に夢中になっていったのです。美容医療体験はこれだけでなく、40代以降も様々な施術を積極的に受けてきました。
また、スキンケアにも興味を持ち、美容系YouTubeやInstagramを参考にして、良いと思うものはできる限り試してみました。中でも、私自身が使ってみて、特に効果を実感したのは「ゼオスキン」と「エンビロン」です。
エンビロンは使い始めてまだ1年ほどですが、50代の肌にハリとツヤを与えてくれます。お高いものではありますが、私自身は、これまで使った中で最も効果を実感しています。今後も美肌のためにはなくてはならないアイテムとなりました。
美容に夢中になって気づいたこと
美容医療やスキンケアに夢中になりだしてから、ふと食べ物に気を取られることが減ってきたことに気が付きました。そして、「食べたいときは、いつでも食べられる」と焦る気持ちがなくなってきたのです。
美容は趣味であり、生きがいでもある私にとって、未来の自分を大切にする時間です。
そして結果的に、摂食症から回復していくためのきっかけの一つにもなりました。
摂食症だった頃の私は、「食べないこと」「痩せること」にばかり意識が向いていました。
でも、美容医療やスキンケアを始めてからは、「肌を育てる」「未来の自分を大切にする」という考え方へ少しずつ変わっていきました。
私にとって美容は、見た目を整えるだけではありません。
自分を大切にする時間であり、食べ物以外に夢中になれるものを見つけたことで、摂食症から回復するきっかけの一つになりました。
もちろん、美容医療が摂食症を治したわけではありません。
それでも、「自分を大切にしたい」という気持ちを育ててくれた、大切な存在だったと今では思っています。
もし今、食べることや自分のことを責め続けている方がいるなら、夢中になれるものを一つ見つけることが、回復への小さなきっかけになるかもしれません。
※この記事は私自身の体験をもとに書いています。摂食症の回復にはさまざまな方法があり、美容医療やスキンケアの効果には個人差があります。


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