若い頃は、痩せていればいるだけ美しいと思い込み、過激なダイエットで自らスカスカな体をせっせと作り上げていました。
たんぱく質やビタミン、ミネラル、必須脂肪酸が不足すると、肌の修復やコラーゲンの生成に必要な材料が足りなくなり、ハリやツヤが失われやすくなります。
つまり、私がしていたことは老けを加速させる行動そのものでした。
当時は、顔が痩せることと、将来たるむことがつながっているなんて考えたこともありませんでした。
将来の老いを具体的に想像することもなく、ただ「痩せたい」という思いだけで毎日を過ごしていたのです。
でも、今ならその恐ろしさがよくわかります。
ただ、摂食症だった頃の私は、美意識が低かったわけではありません。
健康に良くなことも、美容に良くないことも、十分わかっていました。
それでも自分の中には「食べていいものはこれだけ」「食べていい量はこれだけ」という厳しいルールがありました。
そのルールを守れれば100点。 ほんの少しでも破れば0点。
10点も30点も50点もありません。 その日にやり直すこともできません。
だから、一度ルールを破ると、 「もういいや、食べてしまえ」 となり、その後は自己嫌悪に陥る。
そんな毎日を繰り返していました。
周りから見れば、 「食べ過ぎたら次で調整すればいい」 「太ったら運動すればいい」 そう思うかもしれません。
でも、そんなことはわかっているのです。わかっていないからできないのではない。
そこが、摂食症の苦しさなのだと思います。
今は、ゆるく筋トレを続け、美容医療の力も借りながら、年齢に抗う努力をコツコツと積み重ねています。
そんなある日、ふと気づきました。摂食症のことを考えなくなっている自分がいることに。
その代わりに思うようになったのは、もっといろいろなことに挑戦して、自由に生きたい。
私にとって「自由」とは、会社を辞めることではありません。
やりたいことや挑戦したいことが見つかったとき、それを選択できること。 思い立ったらすぐに行動できること。
その自由を手に入れるためには、お金も大切です。
だからこれからは、心だけでなく、お金の再設計にも本気で向き合っていきたいと思っています。


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